ケアシェル(カキ殻加工固形物)は、ミネラルが豊富な「自然の栄養剤」です。

近年、全国的にアサリ資源は減少の一途をたどっています。天然のアサリの蓄養は難しいとされる中、ケアシェルは安心・安全な「国産アサリ」の採苗から出荷までの養殖を可能にしました。

以下より、ケアシェルのご活用いただく上でご参考になる特徴をご紹介します。

安心・安全な国産アサリ

地元の天然アサリが自然産卵した幼生を着底させて育てるため、安心・安全な「国産アサリ」として食の安全性を明確にアピールできます。

料理前の手間いらず

コンテナボックスまたは網カゴなどを使った垂下式の場合、ケアシェルを用いると料理前の砂抜きの必要がありません。

成長が速く、いつでも出荷可能

ケアシェルを使ったアサリは非常に成長が速いため、生産効率がよく、旬にとらわれず年中いつでも出荷することができます。※水質により地域差がでることがあります。

生残率が高い

コンテナボックスまたは網カゴを使用した垂下式養殖は成長が速く、また、外敵などの食害を防ぎます。実験にて、生残率が高い結果を得ています。

大きくて身入りが良い

国立研究開発法人水産総合研究センター増養殖研究所の指導をいただき、鳥羽市浦村町で6年間におよぶ試験の結果、ケアシェルは数を増やすのではなく、成長を促進する効果があると実証されました。

新規事業の開拓に

鳥羽市ではカキ養殖が盛んで、カキの漁閑期に出荷できる産業として、新規事業の開拓に貢献します。

繰り返し使える

ケアシェルはカキ殻粉末と海水中に含まれる水酸化マグネシウムを混ぜて、固形化しています。実験にて、繰り返し使用しても効果が持続する結果を得ています。※セメントなどの化学物質は一切使用しておりません。

自然のパワーを最大限に利用

従来の培養法とは異なり、人工的プロセスを最小化しました。それにより、アサリ本来の生態を活かし、採苗から出荷まで一貫した養殖を可能にしました。

地球環境に優しい

ケアシェルの成分は、カキ殻粉末と海中のマグネシウムからできており、海から産出された資源を海に還すことで、海の環境改善に役立ちます。

地球経済の活性化に

安全な国産アサリとして、ブランド化を高めていくことで、地球経済の活性化にもつながります。

国立研究開発水産総合研究センター増養殖研究所とケアシェルを利用したアサリの養殖法を共同研究しています。

参考1:アサリの天然採苗・垂下養殖技術について
参考2:アサリ増殖基質としてのカキ殻加工固形物 「ケアシェル」の利用 論文

ケアシェルの使用例

敷設式と垂下式で使用いただいています。

干潟に置く「ケアシェル敷設式」

鳥羽浦村「小白浜」にて

1.ケアシェルを3〜4mmの網目のネットに入れ、浜辺に敷設

写真は鏡浦小学校 アサリ養殖体験の様子

2.ネットを干潟に置くとアサリの稚貝が着底します。

ネット採苗式の様子

筏に吊るす「ケアシェル垂下式」

鳥羽浦村「牡蠣筏」にて

垂下培養式では、ネット式およびコンテナ式があります。ケアシェルと稚貝をコンテナに移したり、ネットごとカゴの中に移しカキ養殖の筏を利用し垂下培養を行います。

コンテナ垂下式の様子

※近年では干潟にネットを置く際は流されないように、ケアシェルに重みのある砂利を混ぜ、垂下培養の際にはネットやコンテナの上げ下げの負担を減らすために軽石を混ぜて使用される事業者さんが増えています。

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